はや小正月
今年も訳ありで年末年始のご挨拶は無しで
何か書き込もうと思ってたらはや小正月
皆様におかれてはめでたく新年を迎えられた事とお慶び申し上げます
相変わらずこの寒中は手持ちの材で揺り板を彫ったり木製の板ネコ拵えたりで過ごしてます
大小の手箕も幾らか改造加えてより使いやすいようにと
昨年道北の揺り板を見て感動し
是非1枚彫って6月か9月に歴舟の体験の合間みて再訪しようと目論んでいます
住まい隣町には明治期かの渡辺良作が現場張ってた川の流域の住民が砂金掘りをしてた事もあり「浦河百話」初版によれば
本州からや地元民等多数の先人が各河川で掘ってたと
道具が残ってないかとずっと調べ回ってますが、言い伝えはあるけど現物は未だ見つからず、今年こそはと意気込んでいます
最近新たに揺り板用材を入手しました
古いけど(タモ)の60mm厚の1枚板で
切り出し次第では運良く(玉か如輪の杢目)が内包されているかもで楽しみです
歴舟の長老が友の会用にと寄贈された(玉杢)の板の手入れを昨年しましたが
見事な表面で、多数の細かい杢が砂金を留める効果大でした
今までバッコ楊や緋桂材、ドロノキ材、シナ材と彫りましたが、タモ材は初めてで、刃物がどのような入り方するのかとても楽しみです
何か揺り板作成ばかりしていてどれ1枚も使いこなせてないような気がしますが
まぁこればかりは場数なので
寒が明けたら魚加工用の大タンクで訓練をと(笑い)
オンシーズンは相変わらず歴舟の体験をメインに
日高もちょこまかとです
まぁ見かけたら気軽に声かけて下さい
掘り師先達皆様の今シーズンの安全とご健闘をお祈り申し上げます