道北へ ②

稚内市の宿で目覚めたのは7時過ぎ
いつもは5時位に起きるけどやはり前日の運転で疲れた?かも

いつも通り起きたら宗谷岬回りでオホーツク海を南下して向かおうと思ったけど
空港~宗谷丘陵を横切って浜鬼志別の北から海沿いを浜頓別に向かうルートに変更

で、9時5分前にウソタン砂金地ゴールドハウス前P到着
今日も快晴で寒くもなく良い掘り日和だ
前日H澤名人から、教わるならS野初代大統領がいいよと言われたが3人だかの回り番で上手く巡り合えるか?
予めサイトの画像みたら貸与のは黒い昔のいわゆる(ドカ長)だったので持参のウェイダー履いて受付へ
で、中で準備してたのがまさしくS野名人
こりゃ幸先いいと小屋でゆり板とカッチャの品定めして、長めの柄を選んだのがまさかの名人専用で
結局車に戻り先日研ぎ上げたマイカッチャ持参して川へ

流れは適度、水中に盤もちらほら見えてしかしそこは石を並べて掘り場所を作って掘られた箇所であった

「普段は歴舟で掘ってます、前日H澤名人宅で色々聞いて、ゆり板も見てきました、今日は振り方のご指導よろしくお願いします」

名人は持参のカッチャ見て、水中の堀り方は教えなくても出来る?と判断したのか
徐に板を水中に置き掘り始め、振り始めに
「引いた時の水面からの板の位置を見てね、で、歴舟みたいに後ろ上げないで、流れの中だから強く引かないでほら、こんなふうに」

なるほど

で盤の脇の続き掘り始めたら、すぐ横の石の内側の中心部から外側に沿って白い濁り出るまで掘るのだと

言われたまま掘っていよいよ揺する
歴舟はこの頃は陸掘りで土砂が乾いてるので水中で充分撹拌して上の砂利を除けるが
ここは水中なので上だけ取って軽く揺すり
言われたままに横流しすると思わず後ろが上がり気味に振ってしまう
と、土砂が多く流れてしまうのでなるべく水平に、水面と板の位置に気をつけて振ると
なにやら黒い斑点付いて鈍く光る砂金?3㍉位で厚みも少しある
名人に見せるともうあったのかと
で、左親指で板に挟んで振り続けたら
2つ目が見えてきた、なるほど砂鉄の抜けは良い、立て流して回収…粉金もある、あぁスポイト忘れたわ

掘り続けると1回振る度に細かいけど1~2個入ってる
そのうちに体験の若いカップルがきたので
名人はそちらに、掘ってるうちに気付いたが
盤まで掘らなくても石が組み合って土砂が締まった硬い部分
石起こすと白い濁りが出る所の上に砂金はあるようだ
試しに見えてる盤上にカッチャ入れたけど硬い岩で凹凸だらけ、なるほどこりゃ刃がたたないな
歴舟の泥岩なら盤ごと削れるけど

その後どでかいハーレーで着いた若い体格もバイクに似た(微笑み)女性が加わる
何と立て続けに3~5㍉のを数個出す
いるんだな~歴舟でも同じ初心者で同じ場所掘ってても出す人と出さない人
てか、持ってる人と持たざる人…世間何処も同じですね
S野名人は最後に、手を付けた場所を差して
もうシーズン終わりだから浚ってしまってね
いいサイズあるかもと言うので車から歴舟流芯掘り用の大揺り板と石抜き道具持って来てガンガン掘るも、粉多数で10個以上ある時も
スポイト忘れたのが悔やまれる

まぁどちらかと言えば(持たざる人)の範疇に入るので結局最初の1個だけであとは粉~2㍉弱、数はそこそこあるので佳しとしよう

その後ゴールドハウスで名人から初心者体験に纏わる様々な話を伺い、歴舟の長老達にもくれぐれも宜しくと握手までしてもらい
あっという間の1日でしたがとても良い(道北初心者体験)でした

え?もう帰るの? 拙いまとめ 道北へ③に続く